貧困に悩まさせる火星…そこでは多くの子どもたちが虐げられていた。そんな状況を変えるため鉄華団(少年兵)と火星の独立運動をしていた少女は手を取り合い1つの革命を起こす。
そんな物語で感じられるのが少年兵となり戦場で生き散った人々の重みのあるセリフや貧富差に悩まされた人々の苦痛を感じさせるセリフです。
「生きる理由は意外とシンプルだよな」と悟ってしまった名言たちをご紹介します!
ねぇオルガ次はなにをすればいい?

食べるものを確保するためオルガに言われるがまま人を銃で撃ち殺してしまった幼い三日月。
人殺しは「自分たちが生きるために」仕方がないと。貧しいということで選択の自由がない子どもたち。
三日月とオルガは孤児のため明日の食べ物や寝床を確保するため民間自衛団体CGSの兵士になります。
僕たちはだだ負けないように抗うしかない

火星の貧困に悩まされる人々を救うため独立運動をしていたクーデリアは少年兵が所属する民間自衛団体CGSに地球までの護衛を依頼します。
そんなクーデリアの活動を良く思わない地球防衛隊ギャランホルンはクーデリアの殺害のためCGSに奇襲をかけました。
クーデリとギャランフォルンの戦いに巻き込まれたCGSの少年兵たち。
勝てるのか?というクーデリアに対して
と返されてしまいます。
俺の仲間をバカにしないで

戦いが終わり勝利を納めた少年兵たちでしが、戦いの結果多くの仲間を亡くしました。
クーデリアは自分の行ったことに対してミカヅキに謝ります。
クーデリア:私のせいで大勢の方々が…。
ミカヅキ:まじでやめて、たががあんた一人のせいであいつらが死んだなんて…俺の仲間をバカにしないで。
戦争とはなんなのでしょうか。戦う人々にしかわからない風景があるなと感じた名言でした。
あんたが俺たちを幸せにしてくれるんだ

クーデリアが地球に行く理由は火星の人々の自由な暮らしを勝ち取るためです。
300年前の終戦後により火星や木星なんかで住む人々が不利な契約をさせられて搾取されています。
そんな日々を変えるためクーデリアは火星の独立を先頭にたち訴え続けます。

それを聞いた三日月は
と言いました。
ここでクーデリアは覚悟を決めたように「必ず幸せにする」といいます。
やると決めた以上は前に進むしかねぇ

CGSにいた大人たちを追い出し少年兵たちは「鉄華団」と名前を変えて事業を始めます。
団長となったオルガはクーデリアを地球まで送る任務を続行をしますが、兵士であるビスッケトは「任務への辞退」を提案しました。
しかしオルガは…

やると決めた以上は前に進むしかねぇ
みられてるからだ
振り返るとそこにいつもあいつの目があるんだ
すげぇよミカは強くて、クールで度胸もある
初めてのモビルスーツも乗りこなすし、今度は読み書きまで…
そのミカの目が俺に聞いてくるんだ。
「オルガ、次はどうする?次は何をやればいい?次はどんなワクワクすることをみせてくれるんだ」
あの目は裏切れねぇ、あの目に映る俺はいつだって
最高にいきがって、かっこいいオルガイツカじゃなきゃいけねぇんだ(オルガ)
オルガはミカに殺しをさせたことに対し責任を感じているのだとよくわかるシーンでもありました。
俺らは…鉄華団は離れられないんです

地球に出向くため、宇宙に旅立つ鉄華団。
しかしそこに元CGSの社長とタービンズという組織を盾に立ちふさがります。
社長はCGSを返せと言いますが鉄華団は拒否したことで鉄華団とタービンズは戦闘になりました。
しかしタービンズは1人の男が身寄りがなく売りさばかれた女たちを集めできた組織なので虐げられていた子ども達の鉄華団に同情せずにはいられませんでした。
そのため本気で戦う気はなく、戦闘はすぐに終わります。
さらに仕事がない鉄華団に仕事を紹介するとまでいうのです。
しかし仕事を依頼することで鉄華団が離ればなれとなることを知るオルガは反対します。

「どうして離れたらダメなのか?」と聞く男に
継がっちまってるんです俺らは
死んじまった仲間が流した血とこれから流す俺らの血が繋がって鉄みたいに固まってる
だから、だから離れらんねぇ。危なかろうが、苦しかろうが、俺らは…(オルガ)
と返答する。オルガは戦場での司令塔をしているためたくさんの仲間の命が自身の言葉により消えていることに責任を強く感じているようです。
あいつらの死に場所は俺がつくる

CGS時代は社長の命令に従ってきたオルガだが鉄華団となりオルガは指揮官として団員たちの命の責任を背負えるのか?という問いに
仲間でもなんでもない奴にわけのわからない命令で無駄死にさせられるのはごめんだ。
あいつらの死に場所は鉄華団の団長として俺がつくる
それに俺の死に場所も同じです。あいつらのためなら俺は…「オルガ」
指揮官が死んだら鉄華団は終わると男に怒られてしまうオルガ。
ここでタービンズのトップでもある男はオルガを気に入り兄弟にならないか?と話を振ってきます。

罪のある子どもなら手にかけてもいいですよね

ギャランフォルンとCGSの戦いの中で死んでしまったギャランフォルンの上官がいました。
彼は戦っているのが子どもであることを知り無駄な血を流さないために1対1の決闘をするが敗北。上官は決闘相手であった三日月に銃で撃ち殺されてしまう。
そんな上官を慕っていたアインは

これからの全部を決めるような決断だ

鉄華団だけの力ではクーデリアを地球まで送り届けることができません。なぜなら宇宙では航路が存在しその航路はほぼギャランフォルンの支配下にあるからです。
そこで、タービンズの後ろ盾を使い巨大組組織テイワーズと組むことでテイワーズが利用する航路を使い地球を目指ことを提案されます。
しかしクーデリアの護衛はテイワーズが今後引き受けるという条件付き。
つまりいままでのクーデリアを守ってきた鉄華団の功績がすべてテイワーズに横取りされてしまうことになります。
クーデリアはこの条件を飲むことは鉄華団を裏切る結果になるのでは…と考え答えを渋りますが三日月に相談すると…
と言われてしまいます。
クーデリアの独立運動は火星のみではなく地球人に虐げられ続ける人々の希望となっています。多くの人間の想いや自分を守るため死んでしまった仲間のためにもクーデリアは虐げられる続ける人々が幸せになる選択を続けなければなりません。
俺たちはデブリだ…

死んでしまった仲間を悲観しながらも明日は我が身の少年兵たち。
今ごろ死んでしまった仲間は生まれ変わって幸せに生きているかもしれないと話す仲間の一人に…
といいます。

こいつは死んでいい奴だから

三日月に敵は「人殺しを楽しんでいるだろう」と問われ一瞬考える三日月でしたが
といいて考えずに敵を潰します。

泣けよ、お葬式ってのは…
地球に向かう途中に海賊に出会い戦闘になってしまう鉄華団とタービンズ。
勝利はしますが何人もの仲間を失ってしまいタービンズからお葬式をやってみないかと提案され団長が承諾します。
葬式の最後に仲間と別れるため大きな花火が上がりました。
それをみて隊員は…
なんか呆気ねぇな。
生きてるときはぎゃあぎゃぁやって、くだらねぇことでやり合って…消えるときは一瞬だ
(タービンズ)泣けよ、葬式ってのはなぁ、生きてる奴らにおもいっきり泣くことを許してくれる場でもあるんだ。
嫌です。かっこよかった仲間を見送るって時に自分らがダセェのは嫌です。
もうフミタンじゃない
無事地球に到着した鉄華団とクーデリアでしたが、地球に住む火星人や木星人が過酷な労働を強いられていることがわかります。
さらに鉄華団はテイワーズに騙されており地球で起こすデモのための兵器を運ばされていたことやクーデリアの世話役として子どもの頃から側にいたメイドのフミタンがクーデリアを革命家に育てあげ大舞台で散らせることでマスメディアを通し注目させ火星や木星の人々に怒りを与え武器を取るようにしようとしました。

フミタンはクーデリアを殺すために何度もスパイとして鉄華団の航路などの情報を垂れ流していましたが、幼いころから一緒いたクーデリアに火星独立の希望を抱いており最後はクーデリアを助けて死んでしまいます。
フミタンの死を受け入れられないクーデリアの元に現れたのが三日月でした。
クーデリアを助けるため覆いかぶさり銃で殺されたフミタンをみて動けなくなったクーデリアは「フミタンを置いていけない」といいますが三日月は…
と現実に戻しクーデリアに非難を促します。
まとめ
これからどんどん更新したいと思います